STORY③結婚、そしてシンガポールへ ~1年半のアイデンティティ崩壊、どん底期~
前回は、東京8人暮らしの楽しいお話を。
そこから結婚が決まり、いよいよシンガポールでの新婚生活からのお話です。
前回についての詳細はこちらから
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STORY③結婚、そしてシンガポールへ
~1年半のアイデンティティ崩壊、どん底期~
世界一周の後、
2010年3月、彼の就職が決まりシンガポールへ。
2010年7月、入籍。
2010年12月、会社とシェアハウスに別れをつげ、私も移住。
夢にまで見た海外生活!!
しかし…現実は甘くはなかった。
◎7人暮らしの新婚生活(しんこんじゃなく、貧困ってよく言ってた!)
◎駐在妻との経済格差を感じる現地採用妻のわたし(カフェでケーキのオーダーを我慢したり)
◎英語TOEIC300点、日常会話もままならず仕事を選ぶ権利なし(あんなに誇りを持っていた仕事はいずこへ)
◎1番応援したい夫が、成長していくのを見て嫉妬(そしてそんな自分も嫌い!)
◎3日に一度はこの世の終わり!(と泣き叫ぶ…)
私にとってのアイデンティティ崩壊のどん底期は
なんと1年半続いたのであった…。
やりたい仕事ができない環境
そんな自分を受け入れられず
自分が自分を認められず
頭をぐるぐるしたのはこんなこと
・英語は私のやりたいことじゃない。
・何で私だけこんな思いをするんだろう。
・私は何のためにここにいるんだろう。
・誰も私なんて認めてくれない。
最初の半年は夫も応援してくれていた。
でも、現実を受け入れられない私を見兼ねて
だんだんと聞いてくれないように。
すると、わたしの被害者妄想力は更に加速し、
深い深い孤独の谷に落ちていく。
夫と大ケンカをし、
ケイタイの電話帳を見ると
つながっているのは、全て彼から紹介された友だち。
※ビミョウに仕事でも繋がっている小さな日本人社会
誰にも弱音がはけず、
ホテルに家出したことも。
孤独の谷の中でも
日常の小さな楽しみを見つけたり
どこにあるかわからない小さな小さな光を探し求めてた。
◎日本にいた時のような友だちがほしいのに。
◎ありのままで必要とされる居場所がほしいのに。
◎好きな仕事をしたいのに。
もがいてもがいてた1年半。
当時のTwitterより
この前もこの後も
あれこれ行動もしてみたんだけど、うまくいかない。
全然ダメ。
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被害者妄想マックス!!の面倒くさい私。
この後、一体どうなるのでしょう…。
次回は、
STORY④転職と妊娠が同時に!?
~たった2ヶ月の産休明けに私が決めたこと~