17歳のダークな過去がパッションの源だった!
今日は、
はたらくママ@シンガポール、
日本人のワーママ・働きたいママのための
コミュニティを作ってきた話しについてお届けします。
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2010年12月
結婚を機にシンガポール移住した私。
それから8年半の間に
新婚生活
転職
妊娠
出産
仕事復帰
とまぁ~
大きなライフイベントを経験しました。
その中でも大きな
初めての妊娠。
その時に
日本人として必要な情報がなさすぎて
同じ境遇の人がまわりにいなくて
とってーも不安な日々を過ごしたんですね。
その後、
情報をかき集めにいくわけですが…。
出産後、
2013年10月に
ワーママ仲間がほしいし
自分の情報で役立つ誰かがいればと思い、
シンガポール在住の
日本人ワーママのコミュニティを立ち上げました。
それが
「はたらくママ@シンガポール」
http://asia.hatamama-world.com/
通称
はたママ
現在は、
340名のメンバーが所属
30名のサポートスタッフが
イベントとウェブで
ワーママ、これから働きたいママの
「つながる」「学ぶ」ための場を作っています。
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今まで
私なりにチャレンジを続け
多くの時間とエネルギーをかけてきました。
たくさーんの人の手も足も頭も借りながら
シンガポールで
マイノリティといわれている
日本人ワーママの居場所を作ってきました。
もちろん、
大変なこともあるんですが
ここへの情熱が止まらないんです。
「なんでそこまで頑張れるの?」
と言われることもあったけれど、
自分でもうまく説明できずにいたんです。
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でもね、
数ヶ月前に
見つけたんです。
このパッションの源が
17歳の私にあったこと。
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17歳、
その頃はジュディマリに憧れて
バンドやってた
前髪ぱっつんだった私。笑
共学の高校だったんですが
2年生の時だけ
「女クラ」と呼ばれる
女子だけのクラスだったんです。
女子特有の「仲良しグループ」
移動教室の時にまでも
一緒にいく義務があるような
「グループ」がどうも苦手だった私。
私もグループに所属していたんですが、
ちょっとしたきっかけから
私についてのよくない話がクラスに周り
その噂に尾ひれがついてしまったのか
話しかけても無視されてしまうように。
その時から、
クラスの中で
「居場所」がなくなった。
体育の着替えに行くのも
生物の移動教室も
周りの目を気にしていたんだと思う。
ランチタイムは
他のクラスに行ったり
授業中に保健室に行ったことも。
おそらく
毎日の授業
9-15時の間は
息を潜めていたんだと思う。
でも…記憶がないんです。
当時の私には
悲しすぎて
自分の中で封印しているようです。
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昨年末、
私のコーチが
この時のことにフォーカスし
封印していた感情を出し切って、
過去のことにしよう
といったセッションをしたんですね。
そんなことして何が?
正直最初、そう思ってました。
でもね。
びっくり。
もう20年も前のことなのに
滝のように涙が…!
確かに
私の中に
悲しい
寂しい時期が
半年ほどあったのです。
しかも、
その悲しい出来事が
自分の中の「心のブロック」を更に強いものにして
ネガティブなことを感じないようにしていたんですね。
※私には「ネガティブな感情を感じてはいけない」という心のブロックがありました。
泣いても状況は変わらない
悲しくても
寂しくても
恐くても
その時を
ただひそかに息を潜めるように
何も感じないようにして
時間が過ぎるのを待っていたんだと思う。
ちょうどその頃
数学で赤点とって
呼び出されたなぁと思い出した。
きっと勉強もそっちのけで
全てにぽっかりと穴があいてたんだろうな。
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そうそう、
勘のいい方は
もうおわかりですね?
17歳の私が
ほしくてたまらなかった
安心できる居場所
ほっとできる居場所
温かい居場所
居場所がなく
悲しかった
寂しかった
封印していた私が
このコミュニティを創る
パッションを支えてくれてたんだと思うのです。
今では
居場所を失った人に
ほっとできる場を提供すること
これが私のミッションなのでは?と
感じられるほどに。
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そのセッションでは
17歳の自分に
今までよく頑張ったね。
気づいてあげなくてごめんね。
ありがとう。
とさよならして
悲しいことも
寂しいことも
恐いことも
受け止められる
自分に変わる決断をしました。
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自分の感情を
他でもない自分が受け止めること。
共感すること。
ネガティブなことも
受け止められる。
ポジティブなことは
十分に味わえる。
そんな自分にバージョンアップする、
そんな自分を思い出すことという感じかな。
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今では、
小さな幸せにも見逃さず
じーんと嬉しさを感じるように。
ネガティブな感情は
当人比で8割減。
もちろん、日常で
イライラすること、悲しいこともありますよ。
そういう時は
その感情に支配される時間が
格段に減りました。
その分の時間は
子どもとの楽しみ
大好きな仕事をすること
友だちとの時間、
そんなことに使えるようになりました。
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