女性の働き方コラム@シンガポール【Vol02/好きなことでキャリアアップ編】
こんにちは。
ライフデザインコーチ、はたらくママ@シンガポール代表の
まっきーこと小野麻紀子です。
2017年9月号
PARTIさんでのコラムをお届けします。
Q
キャリアに自信を持つのに
専門性を付けるべきですか?
Q
キャリアに自信を持つのに
専門性を付けるべきですか?
自分の辿ってきたキャリアに自信がないというBさん(32歳)。20代半ばに海外での仕事を希望し現地採用で仕事を見つけて来星。商品企画や営業等で活躍されていました。こちらで出会った駐在員の男性と結婚、妊娠を機に正社員の働き方を一旦ストップ。
妊娠中期から、お子さんが2歳になるまで、知人の紹介で在宅中心のパート勤務で週2日程、無理ない範囲でお仕事を継続されていました。
お子さんの保育園が決まり、改めてフルタイムで会社員として働きたいと思っている今、次のキャリアに悩んでいるとのこと。専門性がなく、今後が不安なので、経理の仕事にチャレンジしようと考え中です。数年後に日本帰国の可能性もあり。
A
ブレずに長く続けられる仕事を探すキモ
「軸 = 好きなこと」を見つめ直してみよう
30代に入り、これから年齢を重ねるにあたって今後のキャリアに焦りを感じる方は多いです。Bさんもその一人ですよね。経理の仕事に興味を持った理由が「経理であれば専門性が高いので、年齢を重ねても大丈夫そう」だから。本当にこれで大丈夫?
仕事が辛く大変なときにも向き合って頑張れるのかどうか想像してみてください。覚悟を持って「頑張れる!」と思えるのなら大丈夫です。しかし、そんなときに「やっぱり私は向いていないのでは?」と考えそうなら要注意!
Bさんの経験は、職種も色々でそれにもコンプレックスを持っていました。でもお話を聞くと共通点が見つかりました。それは、「お客さまと近い位置で、深く長く関係性を築ける」仕事にかかわってきたということ。それがBさんの好きなこと、且つやりがいであり喜びだったのです。
そう考えると、Bさんには経理のお仕事よりも、以前就いていた営業職などのほうが人とのコミュニケーションを楽しみながら、イキイキと働けるのではと思えます。
ご自身の経験の中で「軸=大事にしてきたこと、好きなこと」を振り返ってみてください。そこにどんなスキルや経験を足すと、市場価値を高めることに繋がるかという視点で考えてみましょう。Bさんの場合には、「コミュニケーションを大切にしたい」という点を軸にしながら、専門性や語学力を高めることをおすすめします。
たとえば、シンガポールという環境だからこそチャンスが多い英語多用の営業職で、高度な交渉や商談の経験を積むのはどうでしょうか。実務で高めた英語力を自信に、帰国後のキャリアにつなげていくとよいと思います。
Message
「好きこそものの上手なれ」というように、好きなことは自然と勉強が進むものです。「お客さまとの信頼関係を高めるためなら、大変なことも頑張れちゃうんです」と笑顔で話していたBさんが印象的でした。ぜひご自身の「好き」に正直なキャリアを見つけられるように応援しています。
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