女性の働き方コラム@シンガポール【Vol07/自分磨き編】
皆さん、こんにちは。
ライフデザインコーチ、はたらくママ@シンガポール代表の
まっきーこと小野麻紀子です。
今回で最終回、2018年5月号
PARTIさんでのコラムをお届けします。
Q
働くことで「自分磨き」をしたい
子育てしながらできるでしょうか?
Q
働くことで「自分磨き」をしたい
子育てしながらできるでしょうか?
Mさん(29歳)は、新婚さんで、お子さんもいないので、毎日時間を持て余してしまっているとのこと。「自分を磨いていきたい」と非常に強い思いがあり、お仕事を始めようと考えてます。将来、子どもができたときも想定し、どんな働き方があるのかご相談にいらっしゃいました。
A
“私だからこそ”の価値観を大切に
家族を考え「働き方」を考える
その時こそ、自分磨きを考えて!
自分磨きとは何でしょうか。働くことを通して自分磨きをすることを「自分の価値観に沿って、成長しながら働くこと」と考えます。
私の憧れの社会人の先輩、Yさんを紹介させてください。まだ私が20代中頃に出会ったYさんは、保育園に通うお子さんの子育て中でした。仕事が大好きな人だったからこそ、18時以降は仕事をしない!と決めていて、その分徹底的に効率を考えて働いていました。会議は必ずパソコンを持参、その会議が終わるときには報告書、場合によってはプレゼン資料の80-90%は完成させる。掃除は、週1でアウトソーシング。家も会社から徒歩10分のところに、引越したそうです。
ママになっても好きな仕事を続けることを諦めないと決め、子育てにできる限り時間を取るために働く時間や外の力を上手に頼っているというこの話は、まだ結婚相手もいない私にとって憧れでした。
今では、お子さんが中学生となったYさんですが、昨年秋、久々の再会をしたところ、転職を考えているとのこと。自分にとっての「楽しい」に真っ直ぐなYさんが、ますますキラキラして見え、私もこうなりたいなと改めて感じました。
私自身、二児の母でありますが、仕事を通して成長を続けたいと強く思っています。それが私にとって、最大の自分磨きだから。家族と仕事のワークバランスを考えるとき、シンガポールで出会ったパワフルな働く女性の「多様な子育ての価値観」は刺激的でした。ママ同僚のシンガポール、中国、インド人とのランチで知った自分の常識にはない子育て観。「乳幼児を預けて、夫婦で1週間もリフレッシュ旅行に!」「子どもを本国の両親に預けて、夫婦でキャリアアップに集中!」……驚くことも多いですが、幅広い考えに触れることで、自分の視野が広がりました。私はヘルパーさんの力を借りることで、仕事と育児の両立を図っています。
女性の場合、結婚、出産、パートナーの転勤を機に家族のことを考えながら「働く」ことを考え、自分の気持ちを置き去りにしてしまう「きっかけ」が多いように思います。しかし、自分という石は、自分が磨いてあげないと光りません。良い意味で自分を優先して「働く」を考えることが、自分磨きに繋がるのではないでしょうか。
Message
頭で理解していても気持ちがついていかない時、感情(=自分)を置き去りにしてしまっていませんか?
ぜひ、あなただからこそ感じるその「気持ち」を大切にしてください。それが自分磨きの一歩だと思います。
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