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女性の働き方コラム@シンガポール【Vol06/ボランティア編】

こんにちは。

ライフデザインコーチ、はたらくママ@シンガポール代表の

まっきーこと小野麻紀子です。

 

2018年2月号

PARTIさんでのコラムをお届けします。

 

Q

ずっと続けてきたキャリアを中断

ブランクが空くと帰国後の再就職が心配

 

 

 

 

 

 

 

 

Q

ずっと続けてきたキャリアを中断

ブランクが空くと帰国後の再就職が心配

Sさん(27歳)は、結婚を機にご主人の赴任先のシンガポールに住んで3か月になります。日本では、新卒時から広告代理店の営業職に就き、チームリーダーとして活躍されていました。シンガポールではご主人の会社の規定で働くことを禁止されています。一年後には帰国する予定ですが、そのときにブランクがあることで再就職が難しくならないか不安ということでご相談に来られました。

A

関心分野でボランティア活動をしてみては?

前向きに行動することが次にも繋がります

ご主人の会社のルールやビザの問題で仕事をすることに制限がある方から相談を受けることは少なくありません。何となく日々を過ごすのはもったいない! 次就職するまでに何かスキルを付けたり、成長したいという方は、ボランティア活動に参加されるのはいかがでしょうか。何か活動に参加することで人との繋がりができて、シンガポール生活をより楽しめるようになりますよ。今までにない経験をすることで必ず得られることもあるはずです。

ボランティアグループを探す場合には、以下の3つのパターンを試してみてください。

1:シンガポールお役立ちウェブ(サークル活動)

2:日本人会館の掲示板のボランティアコーナー

3:インターネット(Google等)で英語検索

例 Singapore volunteer等

博物館や植物園の日本語ガイド、介護・障がい者施設・日本語を教えるボランティア、アジア近郊諸国の教育支援や環境保護団体など、シンガポール内の活動をいろいろ探すことができます。

ここで実例をご紹介。もとは営業職で活躍をしていた方が、臍帯血の回収をしている「Singapore Cord Blood Bank」でボランティアをしていました。当地にはたくさんの在住日本人がいるのに、日本人にはあまり活動が知られておらず、病院で臍帯血が捨てられていることを知り、日本人に積極的にアプローチ。しかも常に赤ちゃん連れで活動していたんです。その後の就活では、海外で、しかも子連れでボランティアをする情熱や行動力が評価され、大手企業で広報の仕事に就くことができました。

またシンガポールの動物愛護系のボランティアを精力的にされていた方が、そこで英語スキルを磨き、キャリアブランクが10年以上あったにもかかわらず、英語を使うお仕事の審査で高く評価されたこともありました。

 

再就職に不安とのことですが、目的を持って活動に参加することで、企業へアピールすることも可能です。就業経験としては認められなくとも、やむを得ない環境の中でも自分が理想とする状態に近づくためにどう考え、行動したか。また、それを生かしたいという気持ちや前向きなスタンスを持っている点は企業からの評価にも繋がりますよ。

最後に、Sさんはインターンシップにもご興味があるというお話だったので、MOMに問い合わせたところ(EPの配偶者ビザとしてDPをお持ちの場合)、LOCを出したうえで、無給で働くという選択も可能と分かりました。

 

Message

ボランティア活動を経て実際に就職された方もたくさん知っています。Sさんのシンガポール生活がより楽しめるような活動に出合えるといいですね。応援しています!

※活動を始めることに心配がある場合は、会社のルールを調べたうえで、MOMに問い合わせることをお勧めします

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